23. Touch

彼に触れられると、身も心も溶けてしまう。こんな感情は初めて…。だから、彼に触れられるたびに思う。もっと触れて欲しいと…。もっと愛して欲しいと…。

「私って欲張りよね…」
身体が離れた後、トニーの胸元に顔を摺り寄せたペッパーがポツリと呟いた。
「何がだ?」
長く美しい髪を梳きながら、トニーは最愛の女性の頭にキスをおとした。その感触にくすぐったそうに笑ったペッパーは、トニーの身体の上に跨ると彼の頬にキスをしながらスッと撫でた。
「あなたに触れる度に思うの。もっと触れて欲しい…もっとあなたのことを知りたいって…。こんな気持ち、生まれて初めてなの。あなたと結ばれただけでも夢 のようなのに、これ以上一度に求めたら、欲張りよね」
括れた腰に手を置いたトニーは柔らかな肌に指を滑らせると、彼女の身体を抱き寄せた。
「ハニー、私も同じだ。君のことはもっと知りたい。君に一日中触れていたい…。出来るなら一生こうしていたい。君が欲張りなら、私はもっと欲張りだ」
そう言いながらも体中に触れるトニーの指遣いに、ペッパーは彼の首筋に唇を押し付けた。耳元に掛かる甘い吐息はまるで媚薬の様。欲望を抑えきれなくなった トニーは、身体を反転させるとペッパーの華奢な身体を組み敷いたのだった。

拍手お礼再掲。The Pepperony 100 Challengeより

最初にいいねと言ってみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。