Day 3 (Tuesday, July 11): family/kids

先程まで騒いでいた双子が急に静かになり、何か悪戯でもしているのかと、ペッパーは慌てて部屋へ向かった。すると、部屋にはトニーがいた。リクライニングチェアに腰を下ろしたトニーの腕の中では、2歳になったばかりの双子が静かに寝息を立てていた。
「本を読めとせがまれて読んでいたんだが…」
父親の腕の中で寝息を立てる娘と息子は、むにゃむにゃと寝言を言うと、父親の胸元に顔をすり寄せた。
「何の本?」
「アイアンマンの絵本だ」
それは、敵に捕らわれたペッパーをアイアンマンが助けに行くという話。実際に起こっていない事件が描かれた作り話だが、この絵本は双子のお気に入りだった。そしてトニーとペッパーもお気に入りの1冊だった。
「この絵本の結末、よく出来てるよな?」
「そうね」
アイアンマンとペッパーは結婚し、幸せに暮らしましたとさ…という結末。
今や、2人の子供の父親と母親になり、そしてもうすぐ3人目が産まれるのだから、幸せに暮らしているトニーとペッパーにとって、最高の結末だ。
フフッと笑みを浮かべたペッパーは、トニーの唇にキスをすると、子供達を寝かしつけるため、娘を抱き上げた。

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