『いつも見てるぞ、スターク』
と言ったものの、ニック・フューリーが直々に24時間トニー・スタークを監視するのは不可能だ。
ということで、監視は部下に任せたのだが…。
「長官…あの…せめて夜だけは監視をやめさせて頂いてもよろしいですか…」
2日も経たないうちに、トニー・スタークを監視していた部下がフューリーの元へやって来た。
「は?何を言っている!お前の仕事はスタークの監視だ!24時間監視しておけ!」
監視も立派な仕事だと、怒り狂う長官に、部下はため息を付いた。
『毎日情事を見せつけられるんですよ!スタークと恋人のペッパー・ポッツの露わもない姿を朝から晩まで見ないといけないこっちの身にもなって下さい!』
と、声を大にして言いたいが、そんなことをこの場で叫ぶほど部下も馬鹿ではなかった。
「ですが…その…スタークは…恋人の…」
口ごもった部下だが、残念ながら頭から湯気を出しているフューリーには聞こえていなかったのだった。