「ペッパー、プレゼントだ」
ベッドの上で微睡んでいる時だった。サイドテーブルに手を伸ばしたトニーは、長細い箱を取るとペッパーに渡した。
今日は何かの記念日だったかしら?と首を傾げながら受け取ったペッパーが箱を開けると、そこに普段使いのできそうなピンクダイヤモンドの光るネックレスが鎮座していた。
と、ここでペッパーは今日が何の日か思い出した。
「今日は恋人たちの日よね?」
だから彼は『永遠の絆』という言葉を持つピンクダイヤモンドをくれたのねと、ペッパーは笑みを浮かべたが、そのトニーは思惑が外れたのか軽く目を見開いた。
「そうなのか?私は今日はジュエリーディと聞いた。だから君にジュエリーを贈ろうと思った。だが恋人たちの日ならちょうど良かった」
ニヤッと笑ったトニーは箱からネックレスを取り出すと、ペッパーの首元に掛けた。
ペッパーの白く美しい素肌の上で光るダイアモンドはさらに輝きを増しており、幸せな笑みを浮かべたペッパーは宝石を撫でると、お礼と言うようにトニーの唇にキスをした。