優しくベッドに降ろされると、顔中にキスの雨が降ってきた。まるで今までできなかった分を取り戻すかのように…。
彼の指先から生み出される快楽に私の吐息が加わり、部屋中に甘い香りが漂い始めた。
必死で声を抑える私に
「カワイイペッパー、もっと君の声が聞きたいんだ…」
と、甘い密を啜り新たな快楽を与えてくる彼。
その甘い調べから逃れるように身をよじるも、与えられるモノが大きすぎて、その動きがさらなる快楽を生み出していることにすら頭が回らなくなってきた。
何度目かの頂点に達するとガマンできなくなった私は、はしたなくも彼におねだりしてしまった。
きっと今の私は最高にだらしない顔をしてる…そう思うと彼の顔を直視できず、ギュッと目をつぶってしまった。そんな私に彼は満足そうに唸ると、私の中に一気に押し入ってきた。
彼の動きに合わせて身体の奥から次々と熱いモノが湧き上がる。その感覚を逃すまいと、脚を彼の腰に巻きつけると、繋がりが密になり、あまりの快楽に彼の背中に爪をたてると達してしまった。
しばらく気を失っていたみたい。
気が付くと彼は私の後ろからさらに快楽を送り続けていた。
後ろを振り返ると、彼もかなり余裕のない顔をしていた。
とどまることを知らない彼の動きにいつしか私も自然と動きを合わせると、彼の動きがより一層早くなった。
全神経が彼の動きに鋭く反応する。目の前でパチパチと火花が飛び始めたと思った瞬間、私と彼は同時に高みへと達し、私は歓喜の瞬間とともに全て受け止め、そして全てを投げ出した。
***
初めては優しくしようと思っていたんだが、あんな顔を見せられれば、誰だって理性が飛んでしまうな…。
愛してると囁いたが、果たして彼女の耳に届いたかどうか…。
ぐっすりと眠っている彼女を抱きしめ頬を撫でると、彼女はくすぐったそうに微笑んだ。
今日は、この笑顔も彼女の全てが私のモノになった、人生最良の日。