First Night③ 2014/07/05長編ふみ 「ペッパー、愛してるよ…」 彼の声に向かって手を伸ばすと、突然辺り一面が光に包まれた…。 気が付くとあたりはすっかり明るくなっていた。かなりの高さまで昇った太陽がマリブの海を照らし、水面がキラキラと輝いていた。 身体を起こすと、目の前の窓ガラスに自分の露わもない姿がうつり、慌ててシーツを手繰り寄せた。 ふと隣を見ると、あどけない顔をして眠る彼の右手が、温もりを求めるかのようにさまよっていた。 これは夢じゃないのよね。 その右手をそっと握ると、彼は安心したように寝息をたてはじめた。 最初にいいねと言ってみませんか? Like♥ いいねを取り消す。