「私の一番の理解者は君だろ?」
大きな目をさらに見開いたトニーに迫られ、ペッパーは思わずたじろいでしまった。
「え…えぇ…。そのつもり…だけど…」
ペッパーの答えに満足そうに頷いたトニーは、ぐっと顔を近づけた。
「なら教えてくれ。ペッパー。世間一般的に見て、私は世界で何番目にカッコいいんだ?」
「え?」
突然何を言い出すのだろう。しかもどう答えていいのか分からない。
ペッパーにとって、トニーは『世界一カッコいい』と思うが、世間一般的な意見ではそうとうは限らないだろう。
「どうだ?ん?」
黙ったままのペッパーにグイグイと顔を近づけてくるトニー。今や鼻先はぶつかり、ペッパーの視界にはトニーの大きな琥珀色の瞳しかない。
「えっと…」
どうすればいいのか分からない。だからこういう時はこうするのが一番だ。
「んん?!」
ペッパーに突然キスをされ、さすがのトニーもたじろいだ。
目を白黒させているトニーの頭を引き寄せたペッパーは、これ以上答えにくい質問をされないように、口づけをますます深くした。