トニペパ(恋人)

昔はクリスマスが嫌いだった。
だが、彼女と出会いクリスマスの楽しみを知った。
そして恋人になってからは、クリスマスは誕生日や記念日と並ぶ一大イベントになった。

もうすぐクリスマスというある夜。ベッドの中でペッパーを抱き締めたトニーは、彼女の背中に指を這わせながら囁いた。
「君と過ごすようになってから、クリスマスが好きになった」
「あら?嫌いだったんでしょ?」
クスクスと笑ったペッパーは、自分の足をトニーに絡ませると、彼の胸元に顔を摺り寄せた。
「嫌いだったさ。だが、私が知っていたクリスマスはうわべだけのものだった。君が教えてくれたんだ、本当のクリスマスを…。だから気付いたんだ。私はクリスマスが好きだということに」
「それはよかったわ」
首を伸ばしたペッパーは、トニーの唇にキスをした。

「今年はどんなクリスマスになるんだろうな…」
キスの合間に囁くと、ペッパーは嬉しそうに声を上げた。

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