「君を抱くのだけはやめられないな…」
身体が離れ、いつものようにまどろんでいたペッパーは、トニーの言葉に飛び上がった。
「な、何言ってるのよ?!」
目を白黒させるペッパーを悪戯っ子のように見つめると、トニーは彼女の背中に指を這わせた。
「君の身体は最高だ。相性がいいということは素晴らしい。こんなに気持ちいいと思ったのは君が初めてだ。君だって分かってるだろ?」
「そ、そうだけど……」
そんなにあからさまに言われると、はっきり言って恥ずかしい。真っ赤になったペッパーをニヤニヤと見つめていたトニーだったが、何とも可愛らしい姿に我慢できなくなり、腰をグッと押し付けた。先程まで繋がっていた身体はすんなりとトニーを受け入れ、ペッパーは甘い声を上げた。
「ほら…こんなにもピッタリじゃないか。それとも、君の中が私のモノの形を覚え込んだのか?」
「い、言わないで…」
耳元で甘い声で囁かれ、顔をさらに真っ赤にしたペッパーは、トニーの胸元に顔を押し付けた。
「いいじゃないか。それにもう私以外受け入れられないだろ?私じゃないと満足できないんだよ、君は。それは私も同じだ。君以外に満足させてくれるオンナは後にも先にもいないんだから…」
『ペッパー以外にオンナはいらない』と言ってくれているのだろうが、トニーらしい言葉にペッパーはただ恥ずかしがるだけ。
「そ、そうだけど…ん…」
奥に押し付けるように腰を動かしたトニーは、ペッパーの足を腰に巻きつけさせると、背中をぎゅっと抱きしめた。
「あぁ…と、とにー……もっと…」
その舌足らずな声も、全身から醸し出される甘い香りも…君を抱くことが出来るのは、私だけの特権。
(だからやめられないんだ…)
縋り付く身体をギュッと抱きしめたトニーは、愛する女性の身体に再び溺れていった。