マリブの海に沈みゆく夕日を眺めながら、ペッパーはグラスを傾けた。
「ここからの眺めって最高よね」
地平線に沈む夕日とその光を反射し煌めく海。贅沢なその風景を見れるのも、中心部から離れたこのマリブのスターク邸だからこそできること。
「ロングビーチも好きだったけど、やっぱり私はこの景色が好きよ」
ふふっと笑ったペッパーは、隣に立つトニーの肩にもたれ掛った。
「好きなのは景色だけか?」
ペッパーの背中を撫でたトニーはわざとらしく眉を潜めた。
「そうね。景色より素敵な物ってあったかしら?」
クスクスと笑ったペッパーは、彼の胸の中央の青い光に指を這わせた。
「景色よりも素敵な物か?そうだな…例えばこれはどうだ?」
ペッパーの両肩に触れたトニーは、唇を合わせた。
柔らかく甘いその感触は、時間も場所も何もかも忘れてしまうほど極上の物…。
日も沈み夜の帳が下り始めた頃、ようやく唇を離した二人は部屋へと戻って行った。
拍手お礼再掲。The Pepperony 100 Challengeより