What do you want to eat?①

「ペッパー、アイス食うか?」
リビングのソファーの上で、翌日のスケジュール(もちろんトニーのだ)を確認しているペッパーの元へ、トニーがアイスを持ってやってきた。
「ありがとう、トニー。じゃあ、私はバニラアイス」
バニラアイスをペッパーに渡し、自分はお気に入りのダークチョコレートアイスを食べるトニー。

あっという間に食べ終えたトニーだが、ペッパーは小さな舌でペロペロとアイスを舐めており、その形はなかなか小さくなっていかない。

アイスを舐めるペッパーの舌使いに、思わず違うことを連想してしまい、しばらく見入っていたトニーだが、
「…おい、溶けてるぞ!」
彼女の持つアイスバーが下から徐々に崩壊し始めているのに気づき、彼女に忠告。
「え?やだ!早く食べないと…」
慌てたペッパーは筒状のアイスを咥えると上下に動かし舐め始めた。

じゅるじゅると音をたててアイスを啜るペッパーだが、すでに崩壊しかけたアイスの下部から白いバニラアイスがポタポタと垂れ始め、彼女の掌を濡らした。
「あ…もう…」
アイスを口から離し、タオルで手を拭くが、その間にもアイスは無常にも溶け続ける。
口に咥え、ずずっと啜り、何とか崩壊を阻止しようと奮闘するが、飲み込めなかった白い液体が口の端から零れ落ち、ペッパーは舌でペロリと舐めとった。

ペッパーのこの一連の動きを口をポカンと開け、見入っていたトニーだが、アイスを食べているペッパーの姿は、彼の脳内ではすでに夜のペッパーへと変換済み。
まるで自分が……。

「美味しかった~。トニー、ありがと…あら?前屈みになってどうしたの?」
「い、いや…何でもない…アイスを食い過ぎたかな…」

まさか、「君がアイスを食べる姿に欲情したんだ」とも言えず、必死に耐えるトニーだった…。

2(R-18)へ…

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