Get drunk!③

うぅぅ…頭痛い…。
天気も良く爽快な朝のはずが、私の気分は最悪…。俗に言う二日酔い。
昨日は調子にのって飲みすぎて…飲みすぎて…あら?私ったらどうやって帰って来たのかしら?

!!って、何でこんな格好なの⁈

トニーったら!私が酔っ払っているのをいいことに…!ホント最低なんだから!
…うぅ…頭痛い…。

ズキズキする頭を抑えながらもプリプリ怒っていると、隣で寝ていたトニーが小さく唸って目を覚ました。
「トニー!あなた酔ってる私に何てことを!」
そばにあった枕を彼に投げつけると、地を這うような、うぅん、いつにも増してハスキーボイスな声で一言。
「おはよう…ペッパー…元気そうで何より…」
そういうとまた枕に顔を付けてしまった。
「ちょっと!トニー!ちゃんと説明して頂戴!酔っ払ってる私に手を出すなんて…最低!」
彼の背中をポコポコ殴ると、突然シーツをめくって立ち上がった!

キャー!ちょっと何でハダカなのよ!思わず顔を覆うと、彼は怒ったように眉を吊り上げた。
「私が襲っただと?襲われたのはこっちだ!やめろと抵抗する私を君は無理矢理…一晩中だぞ!一晩中!なのに君は私が襲ったというのか!何も覚えてないのは好都合だな。こっちの身にもなってくれ…」
そういうとまたベッドに倒れこみシーツを頭から被ってしまった。

…あら?私が襲ったって…えっ!私、彼に何したの⁈何も覚えてないんだけど、そんなにあなたを憔悴させるって、何したのよ!私!

「トニー…ごめんなさい…私、何したか全く覚えてないんだけど、ホントごめんなさい…」
そう言ってシーツの上から彼に抱きつくと、頭だけをもそもそと覗かせて
「頼むから今日は寝かせてくれ…ったく、二度と君にはあんなに呑ませないからな…ほら、ペッパー、君ももう少し寝ろ…」
そう言って私をシーツの中に入れて抱きしめてくれた。

結局彼は何も話してくれなくて、私が彼に一晩中何をしたか分からずじまい…。何かとてつもなく大胆なことをしてしまったらしいけど…。

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