92. Sound

「これがあなたの心臓の音なのね…」
トニーの胸に耳を押し当てたペッパーは、初めて直に聞く鼓動に目を閉じた。
大きな傷跡の残る胸元。それは生まれ変った彼が今、自分と同じ場所にいる証。
耳奥響く音は、同時に心の奥底にまで響き渡り、ペッパーは胸元に這わせていた手をトニーの背中に回した。
心しか早い鼓動。そっと彼を見上げると、珍しく照れくさそうな顔が見えた。
傷跡に唇を這わせ印を刻むと、小さく身震いしたトニーはペッパーの背中に指を滑らせた。

※IM3後の二人

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